雨で暇だったので、自分のポートフォリオの現状分析を確認した。
金融資産の口座別割合は以下の通り。
自分は将来に向けて、また緊急時の対応して、投資に回さない資金を預金として確保している。言い換えると、特段のことがない限り(収入のある内は)手をつけない資金としている。定期預金等々に預けても利息がつかないのは承知の上だ。投資効率が悪い等々を語るFPなど専門家が多いが、自分の年齢や、証券口座のリスクテイク度合いとの見合いで、全金融資産のリスク水準を抑える意味もある。
それ以外の資金は、ネット証券数社に投資資金として運用している。
また生命保険は、過去から続けている終身保険のみ。いわゆるお宝保険のみで、葬式代金と考えて置いている。
適正な口座比率は存在しないが、ウェイト的には証券口座60%、預金口座35%、生命保険5%程度がベンチマークではないかと考えている。
一方、預金、生命保険を含む全金融資産の投資商品別ウェイトは以下の通り。
株式には日本株がメインで、一部米国株に投資。現金は証券口座内にある投資予定資金である(現状はキャッシュポジションが大きい)。
投信・ETFは、海外株式が殆どでインデックスFが中心。基本的には三菱UFJ国際投信のeMAXISSlimシリーズSP500、全世界株、楽天全米株、高配当、配当貴族などを中心に複数のインデックスファンド、米国の高配当ETFに投資。また、アクティブファンドのお気に入りは以下の通り。
【三菱UFJ国際投信 MSグローバルプレミアム】
https://www.am.mufg.jp/fund/148092.html
【三菱UFJ国際投信 ロイヤルマイル】
https://www.am.mufg.jp/fund/253406.html
【三菱UFJ国際投信 ポジティブチェンジ】
https://www.am.mufg.jp/fund/253603.htm
【キャピタル 世界株式ファンド】
ポイントは、毎月の積立を中心に投資した商品は、長期投資で売却はしないコア投資。 一方、エマージングを含む新興国ファンド、中小型株ファンド、テーマ型株式の投資信託や、米国テーマ型ETF、日経平均ETF、金などのETFなどは、サテライトとして株価下落時にトレーディングとして投資している。
日本株インデックスはトレーディング目的しか保有しない。また、中国のハイテク株ファンドは、評価額が半値近くまで下落しているが保有している。
バランス型の低リスク商品は、一切保有していない。
株式は日本株がメイン。基本的には優良銘柄、高配当&株主優待銘柄を保有し、売却予定はないコア投資。日本株の選別は、海外で収益があげられる企業のみを保有しているのがポイント。これらで保有不動産の税金を含む管理費を賄おうとする戦略中である。
ここで、先の預金の考えが生きてくる。投資資金は、リスク性の高い商品に投資している。コア投資は、インデックス、高配当、優良銘柄を選別し長期投資。一方、ボラが高い商品や、日中トレーディングができ、水準感が把握しやすい日本株インデックスは、短期の値上がり期待で投資をしている。このように、投資商品全体のリスク水準を、預金と合わせて全金融資産のリスクコントロールをしているのがポイントと考えている。
なお、よく言われるバランス型ファンドなど中低リスクの投資商品は、必ずしも低リスクとは言えず(特にテールリスク発生時)、中途半端な商品との認識を30年超の投資経験で実感した。
現在は、来年度の新NISAに向けて、利食い先行で全体的に拡大した銘柄数を厳選しようと考え中。
何かのご参考になれば幸いです。
これらの考えは一例です。皆様ご自身の投資判断でご検討願います。